アンティーク掲示板 陶迷庵

 ※この掲示板に画像は表示できませんが、ご希望の方は亭主まで画像とコメントをメールでお送り下さい。
  投稿コーナー「Gallery 陶迷庵」にアップさせていただきます。

投稿者
Eメール
題名
内容 改行有効 改行無効 図/表モード

URLをリンクする

削除キー 投稿者とメールを保存

※ スパム投稿対策のため、一時的に各欄に完全なURLを記述することを禁じています。
  URLを示したい場合は、「http://」を除いて記述して下さい。
  直接リンクはできなくなり、ご不便をおかけしますがご容赦下さい。
※ 上の「図/表モード」にすると、固定ピッチフォントになり、罫線などがくずれません。
※ 掲示板内を検索することもできます。このページの最後に検索欄があります。

[リロード] [陶迷庵HOMEに戻る]


新着順 1 → 20 最大記録保持数 300 (New!は2日以内の記事)

New! 拝見しました2

 投稿日 2024年4月24日(水)23時31分 投稿者 kazu 削除

Mieさん
ウースターの作品を拝見致しました。いつも小物をあしらわれて、本当に美しいですね。
特に2点目のお皿は驚きました。一瞬、立体的な Earl of Dalhousie patternのお皿かと
見間違いました。蝶々のサイズも色調もピッタリですね。
そして1点目のお皿ですが、Shot enamelと言う言葉を初めて知りました。
Worcesterのdictionary にも載っていませんでしたが、Blush ivoryの作品などと
同じ技法なのでしょうか?Blush ivoryでは、パリアンの素地に色を塗りますが、
何層か塗り重ねて、最後にエアログラフ機(Aerograph machine)で薄い釉薬を
吹き付けて仕上げる様です。
このShot enamelは、機械で吹き付ける様な装飾なのでしょうか?
確かにフィギュアなどもそうですが、グラデーションが出来て、この時期に
多くの窯で行われていた、釉下彩の風合いに近づけた技法の様にも思います。
またロンドンのインポートの銀のエナメルのスプーンも綺麗ですね。
やはり北欧かロシアでしょうか?
3点目のデミタスセットはスプーン付きで豪華ですね。なぜかこういうセットに
Mappin & Webb が多いのはどうしてでしょうか。不思議ですね。
美しい品々見せて頂いてありがとうございました。


New! 訂正しました

 投稿日 2024年4月24日(水)20時06分 投稿者 まゆき 削除

Mieさんのセーヴルスタイルのウースタープレートのマーク画像を訂正しました。
Mieさん、画像をお送りいただきありがとうございました。


New! 追記

 投稿日 2024年4月24日(水)19時15分 投稿者 Mie 削除

ギャラリー ページ2のrisukoさんの七宝の飾り板を私の記憶では中国のものと
思い込んでいたのですが、日本で造られた可能性もあるかもしれませんね。


New! ありがとうございます

 投稿日 2024年4月24日(水)15時44分 投稿者 Mie 削除

まゆきさん、綺麗にレイアウトしていただきありがとうございました。中段のセーブルスタイルのお皿の
マークの写真の訂正版をお送りしました。何度もお手数をおかけして申し訳ありません。

risukoさん、ご覧いただいてありがとうございます。いくつになっても変わらない少女趣味でお恥ずかしいです。
でも皆様に楽しんでいただけたら嬉しいです。エナメルスプーンの刻印を調べるきっかけができてよかったです。
英国産だとばかり思い込んでいましたので輸入品だったのが意外でした。いったいどこの国で造られたのでしょうね。

エナメル装飾もまた長い歴史を持ち、その作品は世界中にまたがる奥深い世界ですね。
risukoさんは中国の七宝作品をお持ちですが、日本の七宝もお好きなのではありませんか?
私は一時期七宝にハマってしまい、愛知県の七宝ミュージアムや清水三年坂美術館の鑑賞会に通ったりしていました。
円高が最高潮の時期だったので海外の作品を探すのも楽しかったですが、今はもう夢のようです。


New! 拝見しました。

 投稿日 2024年4月23日(火)19時45分 投稿者 risuko 削除

Mieさん、拝見しました。
ロイヤルウースターの蝶の模様のデミタスセットも素晴らしかったですが
付随したエナメルスプーンの装飾の素晴らしい事・・あまりにも
ぴったりで,精巧で手が込んでいて・・美しすぎる。
また色とりどりの薔薇柄のある水色のロイヤルウースターのお皿の上に
水色のエナメルスプーンの配置は、粋だなとMieさんのセンスには感心させられます。
さらに次のお皿の花々が咲き乱れる景色の中に、蝶が止まっているなんて・・
本当にこういうのを大人の遊び心というのですよね。
花々咲き乱れる春がまゆきさんのギャラリーに訪れたようで幸せな気分になれました。


New! Mieさんのスプーンその他をアップしました>Gallery

 投稿日 2024年4月23日(火)09時00分 投稿者 まゆき 削除

お待たせしました。どうぞご覧くださいませ!
いつもながらとてもMieさんらしい、愛らしいコレクションですね。この季節にぴったりです!
スプーン本体のメーカーはどこなのでしょうか、皆様のお知恵をお待ちしています。


蝶々デミタスセットのエナメルスプーン

 投稿日 2024年4月21日(日)11時00分 投稿者 Mie 削除

遅くなりましたが、エナメルスプーン他数点の写真をお送りします。
まゆき様、またお手数をおかけします。メールでの解説が不十分かつ不正確ですみません。

スプーンの刻印ですが、925の左の 十文字のマーク中央には ギリシア文字の
オメガを逆さにしたような形が見えます。これは逆向きの獅子座のサインということで
1906年5月以降に輸入品に用いられた London のImport Mark です。925の右は
「f」で(1921−22)年を示すdate letterです。

Royal Worcesterのデミタスとセットになったエナメルスプーンは、他に2本ありますが
調べてみるとどれも、1900-1920年代のImport Mark925シルバーでした。別のセットのシルバースプーンは
Mappin & Webb社製です。エナメルスプーンのみ輸入品のようですが、皆様のお手元のデミタス用エナメルスプーンはいかがでしょうか?


訂正

 投稿日 2024年4月8日(月)23時40分 投稿者 kazu 削除

最後のところでネオクラシックと書いてしまいましたが、ネオルネサンスです。
ネオクラシックはやはりポンペイのローマだと思います。
ネオルネサンスはイオニア様式を取り入れたり、ローマではなくギリシャなんです。
よく考えたら、メディチ磁器のグロテスクなマスクの花瓶の顔に似ているかも知れないです。


ネオルネッサンスと牧神パン

 投稿日 2024年4月8日(月)22時53分 投稿者 kazu 削除

まゆきさん
そうですね。食器に悪魔はいただけないかも知れません。
大体悪魔という概念は、ご存知の様にゾロアスター教から来ていて、その影響がユダヤ教、
キリスト教に及んで、ヨーロッパ社会で広く善と悪の2極対立として認識されていると思うのですが、
実際その悪魔(サタン)の姿として描かれているのは、牧神パン、サテュロスなど、森の精や森に住む
神の姿なのです。
この源流を考えるとギリシア神話になりますが、パン、バッカス、ディオニソスと様々です。
神々が色々な名前を持つ理由は、それが各地に広まる中で、例えば地域で信仰されている似た様な
神々と同一視された結果だと思います。
そしてどういう訳かあれだけ沢山の神々が居ながら、キリスト教では牧神パンが一番悪者にされたようです。
元々一神教ですから、あれもこれもと言うわけにいかなかったのでしょうか。
以前森林考古学者の安藤慶喜さんが言っておられましたが、元々メドゥーサは恐ろしい顔をしていなかったそうです。
イスタンブールの地下に貯水槽があって、ギリシャ時代に制作されたメドゥーサの石像を柱に代用していますが、
このメドゥーサは全く怖い顔をしていないのです。中世のキリスト教世界になる前は、多神教で、神々はもっと
人々の近くに居て、森の中に居る風変わりな生き物だったのではと思います。日本のオバケに近いかも知れません。
ルネサンス期では、東ローマ帝国の滅亡でギリシャの文化が流入して、新プラトン主義が流行って、例えば
洞窟(グロット)にグロテスクな像を飾ったり、ユダヤ教の神秘主義なども持ち込まれました。
キリスト教の神と悪魔のイメージが弱まった時代だと思います。
同じ様な事が19世紀にもあって、ネオルネサンスの中で、悪魔の偶像に対する警戒心が緩んだかも
知れません。18世紀のマイセンの磁器でも理想郷アルカディアが描かれて、牧歌的な農村が描かれた
作品がありますが、その流れで牧神パンも、ユニークな森の住人として認識される様になったのかも
知れないですね。
ですからこのスプーンはゴシックリヴァイバルではなく、ネオクラシックの作品なのかも知れないです。


Re: マスカロン

 投稿日 2024年4月6日(土)09時51分 投稿者 まゆき 削除

家を守るために鬼瓦やガーゴイルを飾るのは分かるのですが、口に入れるものに悪魔の顔というのは
何だか怖いというか縁起が悪いような気がしますが、文化の違いなのでしょうか。面白いですね。
銀は殺菌作用があると言われていますし、毒(ヒ素)に触れると変色するそうですから
銀のカトラリーそのものがお守りのようなものかもしれませんね。そこにさらに悪魔の顔の装飾をして
守りを固めたのでしょうか。
でも私なら悪魔より天使の装飾の方が良いです!


マスカロン

 投稿日 2024年4月3日(水)23時46分 投稿者 kazu 削除

先日ギャラリーに投稿しましたスプーンですが、サティロス(悪魔)の顔だと思いますが、
マスカロン(Mascaron)として、建築物に怖い仮面装飾を魔除けとして入れられたモノだそうです。
火災に遭ったあのノートルダム大聖堂のガーゴイルの様なモノでしょうか。
日本建築で言えば鬼瓦、中国の青銅器の饕餮の様なモノでしょうか。
こういう装飾はゴシック装飾の特徴で、ピアシングを見ても、時代的にはゴシックリヴァイヴァルに
なるのでしょうね。


追記

 投稿日 2024年3月26日(火)06時54分 投稿者 kazu 削除

マイセン窯でも惑星記号、元素記号を使う職人が居て、ハンドルの不完全さを大目に見たら、
マイセン窯の白磁にオランダ絵付けなどはどうでしょう??


A–marked group 、惑星記号

 投稿日 2024年3月26日(火)06時44分 投稿者 kazu 削除

emakiguさん
コメントを頂き有難うございます。V&Aは、チェックしました。実際に行ってみた事もありますが
この作品とは違いますね。Bowの硬質だとやはりA-marked groupですね。
Plymouthは確かに硬質ですが、もう少し灰降りがあるようにも思います。Bristolは、確かに双剣も
ありですが、どうでしょうか。
他にハンドルの特異さから、Vezziや、Du Paquier、双剣作品からは、Fürstenbergや、Nymphenburgも
検討しましたが、同じ様な装飾、柿右衛門装飾も含めて探しましたが、無かったです。
スパイスボックスかどうかという事は、おっしゃる通りで、浅く、中底がフラットでなく、小さい粒状モノの
容器に思います。塩でないとしたら、やはり香辛料でしょうか。
惑星記号は、やはりAマーク作品では無いのですね。分かりました。プリマスでも使っているとは知りません
でした。Cookworthyは、敬虔なQuaker教徒ですし、占星術と言うより、元素記号として使っていたのですね。
確かにMercuryは水銀です。色々と教えて頂き有難うございます。
もう少し調べてみようと思います。


ハンドルの装飾

 投稿日 2024年3月26日(火)06時18分 投稿者 kazu 削除

risukoさん
コメントを頂き有難うございます。
確かにリプレイスメントの可能性はあると思います。
金の質は良い様で、黄色く見えますが、花の部分に塗られています。
把手の形状は、歪んでいて、赤茶色に塗られた部分は、予め凹状に削っています。
こういうハンドルは確かに見た事がなく、装飾のポップさの割に、古いのかと思いました。
全体には、ロココというより、バロックの感じだと思います。
リプレイスメントだと多くの窯の可能性が出てきますが、磁器でバロックというと限られて
来るとは思います。勿論柿右衛門写しは両方に跨っていますが。


惑星記号

 投稿日 2024年3月25日(月)23時08分 投稿者 emakigu 削除

追伸:英国磁器窯で他に惑星記号が用いられた例として、プリマス窯の「木星記号」があります。これは数字の2と4を組み合わせたような記号ですが、この記号は元素記号としては錫を表しており(星と元素が記号を共有しているのも面白いですね。占星術も錬金術もどこかで通じているのでしょうか。)、プリマス窯の経営者William Cookworthyが化学者であったことと関係していると考えられています。


スパイスボックス

 投稿日 2024年3月25日(月)22時36分 投稿者 emakigu 削除

kazuさん
拝見しました。マイセンのスパイスボックスですが、写真で見る限りは素地の色合いが硬質磁器で、ボウ作品であるようには見えません。絵付けもボウのものとは違うと思います。帰属のはっきりしない(ボウかもしれない)いわゆる「Aマーク」作品について論じておられますが、確かに「Aマーク」作品は硬質磁器だとされていますが、この作品の「水星記号」(や他の惑星記号)は従来のボウ初期作品に見られるものであって、「Aマーク」作品に記されている例はないと思います(ましてやマイセンの双剣マークが記されているものはありません)。この作品は、マイセンかどうかは分かりませんが、英国作品ではないと思います。既にご覧になっているかもしれませんが、V&AにあるAマーク作品のリンクを以下に貼っておきます。2つ目のティーポットは、裏面「Aマーク」の写真も掲載されています。
collections.vam.ac.uk/item/O335489/cup-unknown/
collections.vam.ac.uk/item/O71271/teapot-unknown/
ところで、スパイスボックスというのは私はなじみがないのですが、やはり内側に仕切りがあって何種類かのスパイスを入れるようになっているものが多いのですか?英国の作例はあまり見たことがないように思います。でも砂糖だともっと深いでしょうし、バターだと平底のものが多いと思いますし、塩にしては大きすぎますよね。



 投稿日 2024年3月25日(月)20時39分 投稿者 risuko 削除

kazuさん
すみません。書いているうちに送信したら
kazuさんがもう書き込まれていました。
私は余計なことを書いてしまったのかもしれません。


拝見しました

 投稿日 2024年3月25日(月)20時36分 投稿者 risuko 削除

寝ている子供のフィギュアは、まゆきさんが言われたように
本当に造形がしっかりしていて素晴らしい作品ですね。
私もKPMではと思います。鼻の穴や特に口元の口腔内がわずかに
見えるところが凄いなと思いました。存在感のある作品ですね。

スパイスボックスは、私はボウ窯なのではと思いました。
金彩が使われているという事ですが花弁の一部に塗られている
所でしょうか。
マイセン窯で取っ手に赤茶を使い
花絵の一部に金彩を使うのは、私は今まで見たことがありません。
どうして取っ手には赤茶を使い花絵に金彩を使ったのでしょうか。
マイセン窯のリプレイスメントをボウ窯で作った作品とは
考えにくいものなのでしょうか?



有難うございます

 投稿日 2024年3月25日(月)20時20分 投稿者 kazu 削除

まゆきさん
いつも有難うございます。
フィギュアの方は、ビスクですが、丸洗いする勇気は無く買った時のままなんです。
汚れを少し落とせば、素地の良さが出るかも知れません。
ただ所々に焦げた点が見られて、やはり18世紀らしい不完全さがある様に思います。
提示しました参考文献では、ドレープから台座まで金彩で覆われています。
もしかしたらそういうビスクの素地の欠点を隠しているのかも知れないですね。

emakiguさん
おっしゃる意味が分かりました。
この刻印は、惑星記号なんですね。知らなかったです。シュライバーコレクションの本を
お持ちだと思いますが、Bowの33番のフィギュアに、この惑星記号、Mercuryの
Formerの刻印が入っています。
以前ギャラリーに投稿しました、Nymphenburg窯のユピテルのフィギュアにもJupiterの
惑星記号が入っいましたが、これはフィギュアに合わせて入れられたモノだと思います。
ただこの窯では、小さい刻印ですが、カップソーサーにも、Marsの刻印が入ったモノがあります。
この場合、throwerになるのでしょうか?
ヨーロッパでは職人が自分の識別記号に惑星記号を使う事が当時流行っていたのかも知れないですね。
作品を見ると、かなり柿右衛門とかけ離れたポップな装飾で、Bowの柿右衛門もかなりですが、
ここまでかどうか、類例が見つからなかったです。染め付けの双剣は、入るケースもある様ですが。
あとこれがスパイスボックスかどうかも、難しい所だと思います。敷居が有ればもっと自信が出ますが。
ただシュガーでなく、バタータブでもなさそうで、テリーヌや他の候補が見つからないとは思います。



kazuさんのフィギュアとスパイスボックスをアップしました>Gallery

 投稿日 2024年3月25日(月)17時09分 投稿者 まゆき 削除

どうぞご覧くださいませ!
フィギュアはビスクでしょうか?造形が確かですし、KPMの可能性が高いと思います。
スパイスボックスは謎ですね。ぜひ実物を拝見したいです。皆さまはどう思われますでしょうか。


削除キー
文字列 AND OR [リロード] [陶迷庵HOMEに戻る]

※ すべてのボタンは1回だけ押してしばらくお待ちください.
※ [削除]ボックスをチェックして、投稿時に設定した削除キーを入力してボタンを押せば削除できます.
※ 検索文字列はスペースで区切ることで複数指定できます.
※ 複数指定時にはそれぞれの文字列に対して、AND(かつ) OR(または)を適用します.
※ 削除キー欄にマスターキー(管理者のみ)を入力すると任意の記事の削除が可能です.




MiniBBS v10.31